毒親育ち、子どもを育てる

毒親の元育った私が子どもを育てた話。解毒に至る過程などもぼちぼち書きます。

教育意識高めの親が張り切って山村留学選んでみたら見事に失敗した話。後編

さて、後編w 長いですが、一気にいきます!

 

4月に無事に留学先に送り出し、このブログでもちょいちょい愚痴ってはいたが…

 

入寮してからすぐに色々な問題が出てきた。

 

・生活がぐちゃぐちゃ

スケジュール表によると、学校から帰宅後は自由時間⇒19:00食事⇒洗濯やお風呂など⇒20:00勉強⇒21:30消灯 

となっていたが、実際には19時に食事が始まることは少なく、洗濯をする暇もなく、勉強なんて宿題をこなすだけで精一杯で、消灯時間は23時過ぎ。

生活がぐちゃぐちゃの理由は、寮長が寮生の一人(後述のAくん)を過度に甘やかしており、彼のわがままを全面的に聞いていたから。
夜、Aくんが「星が見たい」と言えば  寮のスケジュールお構いなしに天体望遠鏡出して、星の観察会をおっぱじめ、
「どこか行きたい」と言えば 寮のスケジュール関係なく 夜のお散歩会が始まる。
「テレビが見たい」と言えば 「特別ね」と本来は勉強時間にも関わらず許可しちゃう。

その他にもいろんなバージョンがあるが、とにかく「Aくんのわがまま」と「Aくんのわがままを聞き入れたい」という寮長のわがままで寮のスケジュールはぐちゃぐちゃだった。

 

・食事の内容が手抜きすぎ

これは私も料理苦手なので気持ちは分からんでもないが

ある日の夕食  小皿にレタスのサラダ  永谷園の麻婆春雨 味噌汁 ご飯

・・・地元の食材って話はどこ行った??????

ちなみにお味噌汁の出汁は ほんだし 

理由を聞いたら、「田舎だから、オーガニックの食材とか、気の利いた調味料は手に入らない」のだそうです。

 

しかし、まぁそれらのことは話し合いやお互いの譲歩でなんとか解決の道筋が1学期の間に着いたのだけど…最後までどうにもならなかったのが

 

・寮長が猫おばさん

猫おばさん で 通じるのか(笑) わからないけれど…

猫はカワイイ。

しかし、生き物であるから飼うならキチンと責任もって飼うべきだし、

支援するにしても やっぱりそれなりの覚悟をもって支援するべきである。

と、思う。

昔、近所のおばさんが 

突然 動物愛護団体に感化され、ゆるっと?活動を始めたらしく、殺処分に反対する活動を始めた。

それだけならよかったが、そのうちおばさんの家の庭に野良猫用の餌を置きだした。

そうすると、猫が居着き始める。⇒子猫が生まれる⇒かわいい⇒家に入れる⇒だんだん増える⇒血が濃くなって?障害を持つ猫が生まれ始める⇒相変わらず庭にも餌を置く⇒猫以外にもカラスもやってくる⇒カラスが障害を持つ猫を狙って食べる⇒処分に困って死体(カラスの食べ残し)を庭に埋める

みたいな恐怖の猫屋敷が数年で形成された。

結局、その家は 家主がおばさんを追い出し、あっさり更地になって売り出された。

増えた猫たちがどうなったのかは知らないけど…どうなったんでしょうねぇ?

 

それはともかく、「動物愛護」とか「猫かわいい」とか「猫可哀そう」とかそういった自分の気持ちだけで後先考えずに無責任に猫に餌を与える行為はいかがなものか?

と思うのだが

寮長がまさにそのタイプで、彼女の愛の対象が「特定の寮生の一人」だった。

寮長は今年度から寮に来た方らしく、寮長を希望した理由が

「子どもの心に寄り添いたい。傷ついた子どもを癒したい。」だったそうだ。

しかし、別に寮に入るのに「傷ついている」わけでもなく

(まれに地元の学校で不登校だった子もいることはいる)

多くは「大自然の中で遊びたい~」という能天気組である。

そんな中で一人 寮長にロックオンされたのが

息子と同級生で 寮で同室だったAくんだった。

 

Aくんは すげぇやつだった。

入寮したその日から、その場で一番影響力のデカい大人を見つけだし、

媚びるタイプだった。(その日はうちの夫だった)

自分の両親も他の寮生も一切無視して、何故かうちの夫に延々と話しかけ続けていた。

また、Aくんは登山が大好きなのだが、同じく登山が好きな大人を見つけると

今度は その大人に延々と付きまとう。

 

一方、子どもに対してはどうかといえば 

常に誰かをターゲットにして、仲間外れを作り、場の雰囲気を支配し、

そのくせ、なんだか面白い遊びを思いつくという 子どもに圧倒的人気を得るタイプの子だった。

 

まぁなんかそんな困った感じのAくん。

「困った」というか、実際問題児だったわけだけど

その問題児Aを で癒そう としたのが猫おばさん的寮長なのである。

常にAくんのわがままを聞き入れ、寮のスケジュールはぐちゃぐちゃ。

息子含め、他の寮生に意地悪や理不尽なことを強要などをしても、

寮長はAくんの肩を持ち続ける。
詳しくは↓

 

warumix.hatenablog.com

 

寮長にAくんについてクレームを入れても、聞き入れられず

しょうがないからAくんの保護者にやんわりとクレームいれると…

Aくんの保護者も 寮長に困惑しており、保護者から直接寮長に

「悪い事は悪いと指導して欲しい」と要望しても

逆に「もっとAくんに構ってあげてください!!」と説教されたそうだ。。。

 

11月後半、息子から「精神的に限界」と思わせる連絡が頻繁に私にくるようになり、

そのことを寮長に相談しても

「息子くんがしゃべると、とっても可愛くて♡癒されます!」とか返事くるし。

 

いや、うちの子、精神的に限界来てるって話してんだけど?

なんでお前が癒されてるんだよ(# ゚Д゚) 

って感じで全く話が通じない。

 

そう、猫おばさんは自分の感情だけで生きている。

私は傷ついた子どもを癒したい

私はこの可哀そうなAくんを立ち直らせたい

私はとにかくAくんがかわいい!

 

その他のことはお構いなし。

ちなみに当のAくんは 寮生活のストレスで自律神経を壊した&留学終了後の4月から地元の生活に上手く戻れるのか非常に心配しているそうだ。(Aくん保護者の話)

 

なんじゃそりゃ。

 

 

そんなこんなで、最後まで解決には至らず、

残念ながら結局 我が家は留学継続を断念しました。

息子の心身を守ることが一番大事だから。

本来だったら、一年間 大自然でのびのびと楽しく過ごして欲しかったんだけど

そのために お互いに寂しい思いをし、決して安くない費用を負担し、

習い事、その他を中断してまで家から出したんだけどな。。。

 

しかし、まぁ本来の目的は果たされなかったが

息子曰く

 僕は都会向き

 なんでも「いいよ」という人が良い大人というわけではない

 世の中にはとんでもなく意味不明な奴(Aくん)もいる

という知見を得たそうで( ;∀;) 

 

また、今回の体験から

 違うと思ったら撤退すればいい

 とんでもなく意味不明な奴が現れたら 逃げる

 両親はいつでも味方

っていう風に思ってくれたらいいなと思うし、

良くも悪くも9歳の決断は 息子の人生を変えたのではないかと思う。

 

 

これから山村留学を検討・決断される方々のご参考になれば幸いです。

留学で具体的なご相談などがあればTwitterの方(@warumi0930)にどうぞ。