毒親育ち、子どもを育てる

毒親の元育った私が子どもを育てた話。解毒に至る過程などもぼちぼち書きます。

母親の「死」または「目の前から消える」ということがどれほど子どもに影響を及ぼすのか

最近、なんかわかんないけど

私のTL上に#のぶみ が現れる。

私も一応 幼児の母をしていたので

のぶみさんの存在くらいは知っているが

改めて#のぶみ 

ひでぇ。。。

 

息子が幼児の頃、

「良質な絵本」を1000冊だか10000冊だか読みましょう

みたいなキャッチフレーズ通りに大量の絵本を読み聞かせており

図書館や本屋の絵本コーナーにも通い詰めていたが

まぁなんか突っ込みどころのある絵本は本当に多い。。。

 

当時流行っていたのは

ちくわだか、ラーメン?だかが旅をする話とか

「汚ねぇな…」としか思わなかったし(個人の感想です)

地獄の様子が書かれているやつとか

「それ、今必要?」

「脅して言うこと聞かせるとか オウムじゃん」(個人の感想)

とか、そんな思い出。

 

で、流行っているけど、良さがさっぱりわかんない群に

のぶみさんの絵本も入っていたわけだ。

 

特に(悪い意味で)印象的だったのが

お母さんが死んじゃう話で、

そしてまた 私のTL上に流れてくる#のぶみでも

度々取り上げられる

お母さんが死んじゃう話。

(興味がある方は調べてみてくださいませ)

 

詳しいストーリーはともかく。

 

幼児、または子どもにとって母親の死・喪失がどれだけストレスになるのか

解ってやってんのだろうか。

って思うのは 私自身にトラウマと呼んでもいいくらいの体験があるからだ。

 

まず一つは

5,6歳の頃に一度母と離れていることだ。

 

warumix.hatenablog.com

 

 両親が離婚後 実父が家を出て行ったが、しばらくして私は実父と祖母がくらす実父の実家に預けられた。

幸か不幸か?数か月後に再び実母と暮らし始めることになるのだが

突然、自分の前から母親が消えるというのはものすごいストレスである。

この時のストレスがあるからこそ、私は数十年母に逆らうこと・母を見捨てることが

出来なかったのではないかと今になって思う。

「なんだかんだ言って 私は母が居ないとダメだ」

そういう思い込みがこの時に出来てしまったように思う。

 

 

そして、もう一つ。

恐らく 他人から見るとバカバカしいほど些細なことなんだろうけど…

母の死を意識したことがある。

 

私が小学2~3年生の頃の話だ。

当時は母は再婚し、継父が出来、

めでたく 両親+私の平和な家庭が築かれようとしているところだった。

3人の平和な食卓でその事件は起こった。

 

母が昨夜見た夢の話をしはじめたのだ。

母は話が上手い。

ちょっとしたことでも、情感たっぷりに大げさに話す。

大人となった今振り返ると、

その話の盛り具合は 「嫌われたくない」という不安感からくるものだったのだろうが

当時はそんなことわかるわけもなく

ただ 母の大げさな話を聞き続けていた。

 

「も~、いやな夢をみたのよぉ~ わるみがね、死んでるの。血をながして。なんかわかんないけど。

それでね、私、わぁぁぁ!わるちゃん!!!!一人にしないからね!!!!おかあさんもいっしょに逝くからね!!!!っていってね、その辺に落ちてるナイフでね

自分で刺してね 死のうとしたのよ!!

そしたらね、わるちゃんが起き上がってね!

わぁー おかあさんごめんなさい!!って。

ただ、いたずらで死んだふりしてただけだったのよね!!私を驚かすために!!

でも、私の方は 死のうと思って刺しちゃってるわけだからさぁ~

もう手遅れなのよ!!
もう!!なんでそんないたずらしたの!!って言いながら死ぬの~

わるみはね 泣きながら謝ってるのよ~

ふふふふふ。」

 

ああ、今思い出しても胸糞が悪い。

私のいたずらにより、母が死んだということだそうだ。

 

話した本人からしたら たいしたことではないのかもしれない。

しかし、死の原因を押し付けられた私の方はたまったもんじゃないし、

あなたのために死んでしまうくらいに私はあなたを愛してますよ 的な

アピールがたまらなく嫌だ。

 

夢の話に目くじら立てて怒るようなことでもないし、

そのときは怒りについてはコメントせず、

「確認くらいしたらよかったのに」と冷めたことくらいしか言ってないと思う。

しかし、あれから30年近くたった今でもこうやって覚えている程度に腹立たしい。

 

おそらく…のぶみさんの絵本ってこういうことなんだと思う。

「死」を使い、自分がどんだけ子に愛情を持っているかをアピールし、自分が

子どもからどれだけ愛されているのか確認しているのだ。

なんて残酷なんだろう。

 

ただの想像でしかないのだけど、

あの絵本を喜んで子どもに読んじゃう人って

自分に自信がないんじゃないかと思う。

子どもを愛している自信もなけりゃ、

子どもから愛されている自信もなんだろうな。

それで、あの絵本でお互いの愛情を確かめてしまうんだろうな。

 

かわいそうに。