毒親育ち、子どもを育てる

毒親の元育った私が子どもを育てた話。解毒に至る過程などもぼちぼち書きます。

「お母さんみたいな母親にはなりたくないのに」を読んで、改めて娘と自分の線引きがきちんと出来るかが未だに不安な自分に気付いた話。

先日 発売された

田房永子さんの「お母さんみたいな母親にはなりたくないに」

を読みました。

 

思えば4年前に田房さんの「母がしんどい」を始めて読み

衝撃を受け、その頃から「毒親」と向き合ってきた。

私の中では

「母がしんどい」を読む前と後では世界が変わったと言っていいほどの作品なので

まだ読んでない方がいらっしゃったら是非!!

 

私が息子を産んだのは9年前なので、幸い?

初産と時は 田房さんのような苦悶の日々は過ごすことなく

ただただ母の過干渉に耐えるだけでよかったので

出産自体を悩むことはなかったが

第二子を妊娠したときは

もうまさに!!え!!私??それ私でしょ!!

って程 田房さんと同じ心境だった。

 

「女の子を産むのが怖い」

とにかく「男の子でありますように!!」と四六時中思い続け、

「次は女の子だといいね~」と無責任に言い放つ他人を心の中で憎み、

さらに「女の子はずっと一緒にいてくれるからね」などと追い打ちをかけてきた

じじい…未だに根に持ってるからな!!

って具合にとにかく女の子を産むのが怖かった。

 

そして 流産した。

 

私が女の子を産むのが怖いのは

きちんと自分と娘の線引きが出来るか不安なのだ。

 

私の母は線引き出来なかった。

私が何歳でもそうだ。3歳でも30歳でも自分と同一の思考を持つと思っているふしがあった。

そのくせなのか、そのせいか どちらか分からないが

私の痛みには非常に鈍感だった。

母がよく私にしていた話は

「自分が〇〇だったから、あなたには〇〇して欲しくない」

もしくは

「自分が××がいやだったから、あなたには△△して欲しい」

ついでに

「自分が※※でよかったから、あなたには※※して欲しい」

 

母が私に対して起こす行動は主に上記3つで構成されていた。

そして私が母の希望に沿わなければ

怒る 他人に言いつける すねる 寝込む 死ぬと言う。

 

 

流石に私が娘を産んだとしても

そこまで酷いことにはならないとは思うが…。

それでも 不安である。

 

娘がいない今でも ママ友の娘ちゃんのエピソードを聞くだけで

気持ち悪くて鳥肌が立つことがある。

「私がピアノを途中で辞めちゃったから…娘には最後までピアノをやって欲しい」

「私がきちんと道を選んであげなきゃ!」

「私が歯並び悪くて苦労したから、娘には早くから矯正するの!!」

「娘にはCAになって欲しい。家族は海外に安く行けるんだって」

「私はバレエやって欲しいんだけど、娘が嫌がるのよ~」

などなど。

 

すべて他愛のない日常の中での会話であるが

この手の発言が出る度になぜか自分に向けられているようでダメだ。

 

母は腋臭だった。

残念ながら私も遺伝してしまい腋臭である。

始めて病院に連れていかれたのは小3の夏休み。

まだ自分の体臭がキツいということに気付く前だ。

突然連れていかれた病院で医師に

「このくらいの年齢だと、手術するかしないかは

保護者と本人の意思はフィフティフィフティです。

わるみちゃん、手術したい?」と尋ねられた。

 

突然のことでよくわからない私は

「したくない」と答え、結局その日は手術しないで帰った。

帰りの車の中 母はものすごく、ものすごく機嫌が悪かった。

 

は?あんた手術したくないんだ?

 

冷たい一言が今も心に残る。

 

 

次に病院に連れていかれたのは 小6の3月。

そのときは既に手術日が決定していた。

私の意思を確認することもなく

「中学生になったら 制服に臭いがこもって臭くなるから!

いじめられるから!!」

母はそう主張した。

「手術費に30万円かかるから!!あんたの貯金使うね?」

私に拒否権はない。

結局小6の3学期に手術をしたので 卒業式は両脇にガーゼを挟んで固定した状態だった。

 

確かに母の言う通り、中学で腋臭の女子が何名か居たが

陰でこそこそ「ワキガ」と言われていた。

そういう意味では感謝したが

やはり納得いかないし、そもそも私の両親はヘビースモーカーだったので

ワキガの臭いはなくとも常にたばこ臭かったのではないかと思う。

ついでに室内で犬まで飼っていたので臭いと言う面では どのみち最悪である。

 

話がそれた。

私は今 男児を育てているが 男児相手でもキチンと線引き出来ているか分からない。

赤ちゃんの頃から なんとなく

自分とは違う生き物

という認識があるので、思い通りにならなくとも、意表を突く行動に出られても

ビックリすることはあるが 怒ったり すねたりする気にはあまりならない。

(もちろん0ではない。)

 

これが女児だったらどうなんだろう?

女の子は字がキレイな方がいいよ?とか言って乗り気じゃない娘を書道教室に放り投げたりしないだろうか?

私好みのおもちゃや衣服を選ばなかった場合、けなしたりしないだろうか?

 

結局、そういった不安が解消できないまま

妊娠の前兆がある度に重度の不安に陥る。

そろそろ出産適齢期を過ぎようとしているのに

真剣に妊活を出来ない。

もし、娘だったら…怖い。

 

そうこうしている間に日々妊娠し辛い年齢へ向かっている。