毒親育ち、子どもを育てる

毒親の元育った私が子どもを育てた話。解毒に至る過程などもぼちぼち書きます。

胸糞悪い原体験のために 未だに幼児教育にこだわってしまう話。

息子を正しく育てなければ!!と息巻いていたので

私はいわゆる教育ママだった。

しかし、我が反面教師が強烈だったおかげで 変な風には暴走せずにすんだのかなとも思う。

warumix.hatenablog.com

 

そんな教育ママライフを数年休んでいたが

夏休みに復活した。

自己肯定感高く、意識も高い()息子が かなり無茶めな目標を掲げたためだ。

さすがに小学生一人では達成できない目標なので、息子が小学生の間だけサポートすることにした。

 

それはともかく…

息子の練習に付き合っていると 息子が幼児だった頃を思い出す。

「勉強ができない」とコンプレックスを持つことが無いように

読み書き計算は3歳で出来るようにしたし、

運動系の習い事もさせた。

常に「他人より少し出来る」状態を作り出し

ピグマリオン効果なのか それは未だに続いている。

 

で、当時は息子しか見えていないので「息子の状態」のみに着目していたが

ここ最近、現在「幼児」である子や パート先(学習塾)で教えている小学生という

「息子以外」を客観的に見る機会が増えてきたことにより

自分が幼児・小学生だった頃を頻繁に思い出すようになった。

 

もちろん 息子が幼児だった頃も自分の小さい頃を思い出し、布団の中でおいおい泣いていたが、当時は「あれが嫌だった。悲しかった」というような感情的な面が大きく、自分がどんな教育を受けたかなどはあまり深くは考えなかった気がする。

 

 

いわゆる「原体験」ってやつかもしれない。

私は お勉強系の保育園に通っていた。

毎日「作業」として 全く興味のない何かの名前を覚えたり、文字を書いたり、シールを延々と台紙に張り付けたり、楽器の演奏をしたり そういったことをして過ごしていた。

元々無気力気味な子どもだったし、母が自営業だったため遅刻の常習犯でちょいちょい授業に参加していないことも多く、保育園での勉強や活動に全くついて行けてなかった。

よって、私は常に保育士に怒られる。

「何で出来ないの?ちゃんとして!!」

 

何で出来ない?そんなのこっちが聞きたい。

そもそも興味ないし。

やりたくもないことを やらされ しかも怒られる。

ただただ時間が過ぎるのをぼんやり待っていた。

 

もう一つの原体験は 私が5歳くらいで、両親が離婚直前の頃のことだ。

確か冬だったと思うが

こたつで両親とテレビを見ている途中に 突然字の練習をさせられ始めた。

私はたぶん、テレビに夢中で両親の話を聞いていなかったのだろうと

思うが、父と母の二人の会話の流れで

「ちょっと 字の練習を始めるよ」的なことになったんだと思う。

 

母が私に

「たなか わるみ」って書いてみて。

そう告げる。

 

えー かけないよ。むずかしー。

でも、「さとう わるみ」なら書けるよ!!

5歳の私はニコニコと紙に「さとう わるみ」と書き続けた。

「たなか」が書けないことをカバーするつもりで

出来るだけ丁寧に「さとう」と書いた。

 

たなか は母の旧姓で さとうは当時の父の姓だ。

 

そのときの母は ひどくサディスティックな笑みを浮かべていて、

父は困惑した笑みを浮かべていた。

 

保育園での話はともかく、

こんな胸糞がわるくなるような原体験を持っている人は少ないだろうが

要するに

「やりたくないことを強要され、おこられる。または嫌な思いをする」

ことを私は経験しているので

息子はもちろんのこと

関係のない他所の子にも そんな思いをして欲しくないと本気で思うのだ。

 

で、そんな思いが通じてか

最近、幼児教育についてアドバイスを求められることが多くなってきた。

まだ収入につながるレベルではないが、

実際に幼児が楽しそうに学んでいる姿をみるのは楽しい。

 

少しずつでも…

楽しく 自己肯定感を育むための幼児教育が広がればうれしいし、

今後数年をかけて、そういった活動をしていけたらいいなと思っている。