毒親育ち、子どもを育てる

毒親の元育った私が子どもを育てた話。解毒に至る過程などもぼちぼち書きます。

自分のやりたいことが分からない結果、他人の夢に乗っかってた時の話。

私はもしかしたら 基本的に自分に絶望していたのかもしれない。

と、

最近思う。

 

持ち歩きたい欲(家の中でしか使わないのにノートPCを好んだり、薄いTVに惹かれたり、iPodをいち早く買ったり、oculus go買ったりのその辺の行動)が

人より強いし 

「大切な物」がほぼない。 

どんなに気に入ったものでも 必要が無くなれば私は躊躇なく捨てるタイプ。

何よりも大切なはずの息子についても

どこかで

「天からの借り物で、次期が来たらお嫁さんに渡す人」として育てていたりする。

 

そんな行動指針?の根底にあるのが

やはり幼少期に落ち着かない生活をしたためじゃないかと最近思う。

ある日 いきなり違う場所に連れていかれ、違う場所での生活を強いられる。

なんか そういう「諸行無常」な感じの諦めが心のどこかにある気がする。

 

さて、そんな割と無気力な感じなので 

やりたいことがよくわからない。

あっても続かない。

 

中学受験に関しては 98%くらい実母の希望に乗っかった。

中学受験の思い出 その4(合格後~燃え尽きるまで) - 毒親育ち、子どもを育てる

 

大学受験の時は…

実母は私が中学に合格する前からずーっと一貫して

私を地元の旧帝大に入れたがっていた。

中学受験の頃の成績のまま順調ならば 割と現実的でもあったが

残念ながら中学入学後 燃え尽きたので すぐに私の学力では難しくなった。

それでも母はことあるごとに「旧帝大推し」を続けていた。

しかし、私の方は全くその気はなく

そもそも大学がどういう場所かも分からず、

ただただ なんとか自分自身が

「勉強が出来るタイプ」に戻らなければ!!

頑張らなければ!!

という焦りを持っていた気がする。

当時の自分が一番輝いていた頃というのは

「中学受験を頑張っている私」であり、「成績優秀な私」であるので

なんとかそこに戻りたい 

そういう気持ちだった。

 

そんな中で たまたまNHKでやっていた「ロボコン」を見たり

バイオテクノロジー系の新聞記事を見たりしたことで

「よし!旧帝大に行こう!!」

と気になった。 

 

ややこしい話だが 

本来ならば 「ロボコンに出たい!」という大きな目標があり

その手段として「旧帝大に行く」という事象がくるはずだ。

 

しかし、当時の私は

旧帝大に行かないといけない」という目標を立てるために

ロボコンに出たい」という事象を利用した。

 

なので、当然「ロボコン愛」は大したものではなく、

また、「旧帝大に行く」に関しても大したものではなく

なんとなく 母の希望に沿うように自分のやりたいことを無理やり設定していたのだ。

 

当たり前だが

旧帝大」には落ちた。

結局 どうでもいい大学に行ったのだが、入学後も卒業後もそして結婚後も出産後も私は母に

「あ~旧帝大に行って欲しかったなぁ」とため息をつかれていた。

その度に母に対して申し訳ない気持ちになったものだ。

 

適当なたとえ話が思いつかないが

「酸っぱい葡萄」の逆バージョン。

然程葡萄が好きなわけではないのに

「あの葡萄はとっても美味しいに違いない!!!!!」と

他人に言われ、また自分にも「美味しいに違いない!!」と言い聞かせ

然程欲しくもない葡萄をとろうと ぴょんぴょん木の下で飛び跳ねていた。

そんな感じ。

 

 

大人になってもこの癖は治っていない。

本当はそんな気ないくせに

周りに流されて、周りと同じ夢をみようとする。

その集団に居たいばかりに その集団と同じところを目指す。

 

 

 

生存本能なのかもしれない。

 

母に気に入られる存在でないと家に居られない。

実際に母に気に入られなかった兄(継父の連れ子)は

新しい家族の一員にはなれなかった。

(戸籍上は家族だが、継父の実家で過ごしていた)

 

やりたいことよりも まずは居場所を確保すること。

そちらの優先順位が強かった気がする。

 

子どもが両親の下で暮らすのは一般的に普通のことだが、

我が家やそうでなかった。

そのために 「両親の下で暮らすため」の理由が必要だと無意識で考えていたのだろう。

そして、その無意識は無意識であるがゆえに

大人になってからも続いていた。

「私のような者のために時間を使ってもらっているから」と

毎回差し入れをしたり

「リーダーのために成果を出さねば!」と強引な手法をつかってみたり。

 

あ…もうだめだ。

 

結局

私は自分の存在に絶望し、ただそこに居る理由を得るために

他人の夢にのっかていたのだ。

 

現在、私は余程のこと(犯罪とか不倫とかなんかそういうの)をしない限り

ここの居てもよいと思う。

だから、もうこの先他人の夢に乗っかる必要もない。

 

 

そろそろ本当に好きなことをしようと思う。