毒親育ち、子どもを育てる

毒親の元育った私が子どもを育てた話。解毒に至る過程などもぼちぼち書きます。

母からの洗脳が解けたときの話。

私が我が身の毒親問題に気づいたのが2014年の1月。

私が33歳で、息子が4歳のときだ。

中学生くらいのときから なんとなくうちの母は変だと感じていたが

まぁまぁ仲良くやってたし、「うちの家族(実家)は仲が良い」と信じたかった面があった。

 

その日は突然来たような気もするし、少しずつ伏線が張られていたような気もする。

 

 

いつも息子が居る時間に遊びに来る母が

息子が幼稚園に行っている時間に我が家に来るという。

なんでも「大事な話がある」と。

 

昼頃 深刻な顔をしてうちに訪れた母は

早口でまくしたてた。

メインは私の夫の悪口だ。

・あなたの夫は金に汚い。

 

そう思う根拠を次々と繰り出す。

根拠の中には 関係ないだろう?ということも混ざっている。

例えば 私の父親(実父)の兄が金に汚かった話など。

 

そして、最後に母は言った。

「夫さんが来てから、うちがおかしくなった」

 

このセリフで私の世界が壊れた。

 

母は昔から排除したい人に対してこのセリフを使う。

「兄(継父の連れ子)が来てから、うちがおかしくなった。3人だったら上手くいくのに」

 

母の中では 私が嫁にいったという事実はなく、

未だに「父(継父) 自分 娘(私)」というくくりなのだ。

しかし、現実は違う。

私は「夫 自分 息子」のくくりで生きている。

それだけでも十分 あたまおかしいが

さらに 夫を排除しようとして来た。

私は結婚して夫との生活を得たことで初めて平和に暮らしている。

その生活から母は夫を排除しようとして来た。

 

「この女は私から家族を奪おうとしている」

 

本気でそう思った。

そして、世界が壊れた。

比喩でもなんでもなく、目の前の景色が変わった。

 

母も私の変化を感じたのか

「もうここには来ない」とかなんとか言いながらバタバタと帰った。

バタバタ帰る母に対して

壊れた世界にしがみついた私は

「息子にはあって行かないの?」などと引き留めるような声をかけた気がする。

バカだ。

 

母が帰って一人になってから

伏線が次々と回収されていった。

 

私が子どものころ…

私の周りに居る色々な人(親戚・学校の先生・友達の親)の悪口を私に対して言っていたこと。

継父に甘えていると、「連れ子なので遠慮しなさい」と言っていたこと。

私がずっと孤独だったのは 母のせいだった。

私を自分に依存させるための作戦だったのだ。

 

立派な洗脳である。

宗教である。

「周りは怖いから ここに居なさい」 的なやつ。

 

 

結婚してからも…

「夫さん 最近おしゃれだけど、浮気してるんじゃない?」

「夫さんにこっそりお金渡したけど、その話あなた聞いた?」

「私、夫さんとは気が合わないわ」

「夫さん、稼ぎ少ないから大変ね」

「夫さんじゃなくて、〇〇さんと結婚して欲しかった」

 

母はいつも全力で 私から私が信頼を寄せようとする大人を奪っていた。

なぜ今まで気付かなかったのか?

結婚後は

私の心を夫から引き離し、自分に向けようと必死だったのだ。

 

伏線を回収し終えたあとが大変だった。

世界が壊れているにも関わらず、静かに自然治癒を待とうとする私は

「しばらくそっとしていて欲しい」と母に告げたが

世界を壊したことに気付いた母は なんとか修復しようと触りまくり

逆にどんどん壊していった。

数週間に渡り、やたらとぎゃあぎゃあ騒ぎ立て、

「夫が悪い‼〇〇が悪い‼××が悪い‼」と一しきり叫び

母は最後に「もう絶縁する」とまで言った。

 

それに対して私は「ありがとう」と思わず答えたわけだが(笑)

そこで騒ぎが終わるわけでもなく

結局 その後4年くらいは騒がしかった。

 

4年の間に

母が自殺しようとしたり色々あったが

向こうも年なのか諦めたのか徐々に静かになってきた。

 

静かにはなっていたが、私の世界は相変わらず壊れたままだったし

母のことを思うと相変わらず「きぃぃぃぃぃぃl」と心穏やかではなかった。

毒親 死ね」とか「毒親 絶縁 法的」とか検索していた。

なにかしら実家と関わらなければならないことがあると

毎回幼少期の思い出がよみがえり、私を苦しめた。

私は40近いBBAだと言うのに、5,6歳の頃のことを思い出して布団の中でおいおい泣いていたのだ。

 

そんな毒親問題も解決するとあっけない。

この記事は今年に入ってからの話である。

warumix.hatenablog.com

34年生きていた世界が完全に壊れ

4年間かけて 自由になった

今は…とても楽だし、楽しいよ。