毒親育ち、子どもを育てる

毒親の元育った私が子どもを育てた話。解毒に至る過程などもぼちぼち書きます。

堂々としているデブが嫌いだった話。

完全に私の僻みなのだが…

ずっと堂々としているデブが嫌いだった。

 

 

私は本当は 一人っ子である。

「本当は」というのも、母が再婚したために兄だの姉だの弟だのよくわからない後出しジャンケン大会みたいな家族だったためだ。

母にとって子どもは私一人である。

そのため、幼少時は「かわいい」「かわいい」と育てられた。

私が「〇〇ちゃんはかわいい」と言おうものなら、

「いや!そんなことない!あなたの方がかわいい!!」とヒス気味に言い張る。

しかし流石に思春期も過ぎると 自分の顔面偏差値くらい理解する。

理解したついでに私は徐々に太っていった。

そしてついに母も小太りで目つきの悪い娘に対して

「かわいい!!!!!!!」と言い張ることもなくっていく。

その変わりに登場したのが

「痩せたらかわいいよ。痩せたらモテるよ。」である。

元々ふつう程度(と自分で思う)の顔面の少女が多少痩せたからって一気に

美少女になることなんてないことは本心ではわかっているが

当時はもう母の言葉を信じるしか希望がなかった。

そして、ダイエットした。

(中高時代のダイエット黒歴史についてはまた別の回に)

一年で-10キログラム。

メガネからコンタクトに。

近所の美容室から街中のこじゃれたヘアサロンに変えた。

洋服も買った。

目つきの悪い小太りから ふつうの女子高生なれた。

 

 

が、モテはしなかった。

いつもつるんでいた自分よりも太っている友人(顔がかわいい)の方が常にモテていた。

また、顔はどう見てもふつうだろ!!っていうデブに彼氏がいるのが内心許せなかった。

あんなに苦労して痩せたのに、愛されない自分に絶望した。

 

 

それ以来、太っていても彼氏が居たり、堂々とオシャレを楽しむデブが嫌いだった。

 

ちなみに今は特になんとも思わない。

結婚して (のろけのようだが)「愛されている」「必要とされている」

「ここに居てもよい」という 安定感が生まれたからだと思う。

結局のところ、他人を理不尽に攻撃する奴っていうのは

自分が満たされていないだけなのだと思う…って話。